LUMINE meets ART AWARD ARCHIVE LUMINE meets ART AWARD ARCHIVE

これまでの受賞作品、アーティストの情報をご覧いただけます。
数多くの応募の中から選出された魅力あふれる作品をお楽しみください。

LUMINE meets ART AWARD 2013

グランプリ|ウィンドウ部門 ルミネ新宿  ルミネ2  2F  スタニングルアー  横ウィンドウ

グランプリ|ウィンドウ部門

mirage #6

堀 康史 さん

作品タイトル

mirage#6 【ミラージュロク】

堀 康史 さん

プロフィール

1987年 埼玉県出身。多摩美術大学卒業。
人間の行為をテーマとした作品を制作。
主に「折る」ことの象徴である折り紙や、無言の「間」を取り入れたアニメーションがある。

作品コンセプト

折り紙をモチーフにした立体作品を半分にカットし、鏡に貼り付けた作品です。
紙から樹脂へ素材を変え、折り紙の左右対称という性質を活かした表現を展開します。

審査員

小山 登美夫

審査員コメント

堀さんの折り紙をベースにした作品は、折り紙という日本特有の手の仕事からくる触覚性とともに幾何学性という、やわらかさとシステムという両義性をもっていて、そこに魅力を感じました。また、いくつか樹脂に置き換えられた折り鶴のテクスチャーはその両義性を表現するに足るクオリティーを持っていると思われます。それが鏡という空間を変容させる装置を使ってどのように展開されるのか、いまからとても楽しみにしています。

準グランプリ|エレベーター ルミネ横浜  北側エレベーター

準グランプリ|エレベーター

Tranquility

深沢 尚宏 さん

作品タイトル

Tranquility 【トランキュイリティ】

深沢 尚宏 さん

プロフィール

1976年長野県長野市生まれ。1999年大阪芸術大学卒業。2001年桑沢デザイン研究所卒業。卒業後、広告制作会社を経てフリーランスに。現在は画家・イラストレーターとして活動中。日本美術に見られる花鳥画や水墨画、文様などの様式をグラフィック的なものと同居させることで生まれる「違和感」と「美」に強い魅力を感じる。伝統的な「和」がどのような形で未来につながっていくのか、その新たな境界線を模索する。

作品コンセプト

静寂の中に身を投じることで心を落ち着け集中力を高める。それは日常のノイズを取り払い本来の研ぎ澄まされた感覚を取り戻すこと。
そして想像力を掻き立て空間の先に何があるのかを観る。日本文化に見られる「間」―エレベーターがそんな装置になればとても嬉しく思います。

太田 睦子

太田 睦子

審査員コメント

墨の繊細な筆遣いとグラフィカルな図案が混在する画面。花鳥風月や文様などのモチーフ。余白の美。伝統的な日本画の様式にコンテンポラリーな解釈を加え、限りなく抑えた色数で表現した本作。その独特の静けさは、カラフルでびっしりと描き込まれた過剰なまでの作品が多い中でかえって印象を強くしました。「日常のノイズを取払い本来の研ぎ澄まされた感覚を取り戻す」というアーティストの意図に見る側を誘導する表現力が評価されました。

ルミネ賞|エレベーター ルミネ新宿  ルミネ1  各階止まりエレベーター

ルミネ賞|エレベーター

CIRCUS BOX

赤田 千秋 さん

作品タイトル

CIRCUS BOX 【サーカス ボックス】

Chiaki Akada さん

プロフィール

1989年大阪府生まれ、現在24歳。2008年から2010年までNY州にあるコミュニティカレッジのファインアーツ専攻へ通う。帰国後関西を中心に作品を発表。クレパスのビビッドな色味とダークカラーを使いながら、スクラッチの技法で繊細で大胆、パワフルな絵を描く。大阪を中心に様々な展示やイベントに参加。 2013年3月に初個展「hellola」、7月に個展「spark」を続けて開催。2014年4月、大阪で3度目の個展を予定。

作品コンセプト

私は買い物に行く時、服を買いに行く時、一体どんなものに出会えるかなとものすごく楽しくてワクワクしています。お店にあるものは全部きらきら輝いて見えて、私にいつもドキドキを与えてくれます。そのワクワクとドキドキをサーカスが始まる前の、 又見ている最中の気持ちと重ねて表現しました。エレベーターに乗っている時だってワクワクドキドキしたい。小さな空間でサーカスを楽しめるような「サーカスボックス」として表現しました。

尾形 真理子

尾形 真理子

審査員コメント

幕が開く瞬間のドキドキ感。サーカスと買い物、胸の高まる瞬間を重ね合わせたテーマがルミネ賞。どこか布を感じさせるイラストで、濃密な色合いはゴブラン織りしても素敵そうです。小さな空間をサーカス小屋に見立て、エレベーターに乗り込んだ人が、まるで別空間に迷い込んだかのような気持ちを誘う。日常の中の非日常を楽しめる装飾だと思いました。

入賞 | インスタレーション部門 ルミネ新宿  ルミネ2  2F  スタニングルアー前

入賞|インスタレーション部門

今度生まれて来る時も、また

本多 裕紀 さん

作品タイトル

 今度生まれて来る時も、また

本多 裕紀 さん

プロフィール

1987年石川県生まれ。金沢美術工芸大学油画専攻卒業。
「自我が、世界を言語以前で深く認識した状態」を純粋経験と呼び、それを生み出す風景を作ることを目指して多様な素材、場所で制作、展示を行う。主な展覧会:「The Art of Japan:KANAZAWA NY Event(Japan Society/NY、2012)」、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012(旧東下組小学校/新潟)」

作品コンセプト

人々の頭上にハスの花が咲く、水面をつくる。鑑賞者はその水面の下を通ることが出来る。頭上のハスの世界は極楽浄土であり、その世界を鑑賞者は「見上げる」ことになる。それは今我々がいるのは「現世」である、という再認識を促す。ハスは水中の栄養をすって花を咲かせるが、極楽浄土という思想も「こうありたい」という現世の希望が造り出した世界であり、この花は水中では咲かすすべのない、人々の希望が生み出した花である。理想を夢見て、どんな状況でも希望を見い出し、今この世界で強く生きて欲しい、という思いをこめた作品。

芦川 朋子

芦川 朋子

審査員コメント

今回のLUMINE meets ART AWARDは通常のアワードと違い、ルミネという特殊な環境の中の決められた展示場所に対して、アーティストがどうアプローチしているかという点が、審査において非常に重要なポイントの一つでした。そんな中でも特に本多さんの作品とプランが、作品自体のコンセプトおよびクオリティーはもちろんのこと、インスタレーション部門の展示場所の特性を考慮し、その場所を行き来するお客さまに対して積極的にアプローチしているという点が評価されました。

入賞|デジタルサイネージ部門 ルミネエスト新宿  新宿駅東口ロータリー前  デジタルサイネージ

入賞|デジタルサイネージ部門

Girls Planet

西里 沙也加 さん

作品タイトル

Girls Planet 【ガールズ プラネット】

西里 沙也加 さん

プロフィール

1993年生まれ。愛知県出身、横浜市在住。
物心ついた頃から絵を描き始め、webデザイン、グラフィックデザイン、映像、インスタレーションと幅広く制作している。現在、東京造形大学グラフィックデザイン専攻在学中。

作品コンセプト

私は自分に身近な「見えない」「知らない」「忘れてしまった」ことに切なさと美しさを感じて制作しています。
今回の作品も自分の「見えない」体内を表現しました。
海にも宇宙にも似た浮遊感に体内を重ねてみました。
小さな私にもきっと大きくてふわふわして美しい未知の世界が詰め込まれているんだと思います。

小池 博史

小池 博史

審査員コメント

自分の「見えない」体内を表現したという西里さんの作品はザワザワするようで安らぎがあり、でも突然噴き出すような内なるパワーを感じます。無限にループする映像はポジティブな生命を感じます。慌ただしい喧騒の中ちょっと足を止めて観てください。そこには自分を見つめる瞬間が訪れると思います。

小池 博史

戸塚 憲太郎

審査員コメント  LMAA総評

500名を超える応募があった第一回目のLUMINE meets ART AWARD。発表の機会を渇望する若きクリエイターの多さと、オルタナティブなアートスペースとしてのルミネの可能性を改めて確認することができました。受賞作品はどれもオリジナリティに溢れ、今後の活躍が期待出来るアーティストばかり。既存の形に囚われない、新しいアートの在り方が垣間見えたアワードとなりました。今後の展開にもどうぞご期待ください!

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