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LUMINE meets ART PROJECT

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2019.02.23LUMINE meets ART PROJECT

LUMINE meets ART AWARD 2018-2019
受賞作品展示

  • #AWARD
  • #DISPLAY

次世代のアーティスト発掘し、受賞作品をルミネ館内に飾るLUMINE meets ART AWARD。応募総数413点のなかから、グランプリと準グランプリを選出しました。

LUMINE meets ART AWARDとは

  • 期間
    2019年5月21日~5月29日
  • 場所
    ルミネ新宿 LUMINE2 2F スタニングルアー横ショーウィンドウ
    ルミネ新宿 LUMINE2 2F サラベス横ショーウィンドウ

グランプリ

GRAND PRIX

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PSYCHO SAVERS TONIGHT

プロフィール写真

ハシグチリンタロウ

書家。10代の頃PUNKに出会い、創作活動の原点となる。伝統的な書を学ぶも、60年代の前衛芸術、特に井上有一の「書は万人の芸術」という考えに触発され「日常を生きる為のエネルギー」として書を展開。毛筆を使わず、身近なタオルで書く。

作品コンセプト

毎日流れるニュースの中には「なぜこんなことが?」という悲惨なものもあって苦しくなる。「狂気=PYCHO」は誰にでも宿りうるもので、エネルギーの1つの姿だとしたら、それは何と組み合うかで全く違う方向にひらく。世の中で不要とされる「雑音=ノイズ」も、パンクでは逆転的に光るのだから。スピーカーから爆音が飛び出すように、自問自答の中から組み合った言葉をでっかい画面に思いっきり書いて映し出したい。

推薦コメント

遠山正道
エゴが飼いならされた現代において、突き刺さるような圧倒的な自我。説明のいらない久々の存在。
尾形真理子
筆跡というのは唯一無ニの自分の証といえるもの。どうやってもそうなってしまうものの強さがある素晴らしさ。

準グランプリ

SECOND GRAND PRIX

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見つめる先にあるものは

池田はなえ

ペットバード木彫作家。鳥の世界に魅了され、一緒に生活する中で飼い主だけが知っている表情や動きを表現したいと思うようになり、オリジナルの鳥彫刻をつくり始める。現在、個展とインスタレーションを中心に活動中。

作品コンセプト

この鳥たちは木という素材から形を変えて、自分の意思があるように存在しています。鳥たちの見つめる先には一体何があり、どんな出会いが待っているのでしょうか?私たちは、まだまだいろんな未来がある。この1羽1羽がたくさんの幸せとご縁を運んでいきますように、という思いを込めました。カラフルな鳥の世界にときめきながら、清々しい気持ちになりますように。

推薦コメント

小山登美夫
池田さんの鳥の彫刻は鳥好きから始まった作品で、その周りの空気を豊かに表現している。そこに大きな可能性を感じます。
永井秀二
クオリティの高さと鳥に対する愛情が溢れています!このまま持って帰りたい衝動に駆られました。

ゲストアーティスト特別展示

GUEST ARTIST

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リゾート

プロフィール写真

椋本真理子

神奈川県生まれ。東京在住。ダムや水門といった巨大人工物やリゾート地などをモチーフに、主にFRPを使用した立体作品を制作。東京を中心に個展やグループ展での作品発表を行っている。

推薦コメント

永井秀二
FRP素材にてプールやダム、リゾートをモチーフとした立体作品を作り続ける椋本真理子さん。
今回、LUMINE meets ART AWARD 2018-2019に出品する作品は、その全てのモチーフが融合した今までにない、ある意味「雄大」な作品が登場します。

ゲストアーティスト特別展示

GUEST ARTIST

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In the Street

プロフィール写真

藤田淑子

秋田県出身、東京都在住。顔がドレープで覆われた女性や揺れ動くカーテンをモチーフとした制作を行なっている。東北芸術工科大学グラフィックデザイン学科在学中に人間関係の難しさや他者との距離感に興味を抱き、現在の表現に至る。大学卒業後は拠点を東京に移して活動している。

推薦コメント

遠山正道
一眼で掴む強い表現と、裏腹に潜むナイーブさ。そこに彼女自身のこれからの成長がより骨太に介入していく。鑑賞者の存在が、それを支えていく。

ゲストアーティスト特別展示

GUEST ARTIST

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上弦間下弦

プロフィール写真

菅木志雄

1944年、岩手県盛岡市生まれ。1968年多摩美術大学絵画科卒業。1960年代後半から70年代にかけて活動した「もの派」の中心メンバー。目の前にある物への認識に疑問を持ち、物そのものを提示しようし、物と物、物と物が置かれる空間との相互依存も大事なテーマ。近年の大規模な展覧会として、2016年、ニューヨークのDia Art Foundationでの個展、2017年第57回ヴェネツィアビエンナーレへの出品、2015の東京都現代美術館にて「菅木志雄 置かれた潜在性」などがある。

推薦コメント

小山登美夫
菅木志雄は現在、75歳になるのですが、最近の作品もいつも新鮮で、彼の見方に時代が近づいてきているように見えます。ものを疑って、それが本当はなんなのかを考えるーこの方法で作られた作品が空間に置かれる時、場所の空気、作品を見る人々、地球の重力さえもが浮かび上がって見えてくることがあります。作品が全てにつながっている。その状態はとても現代的なのではないかと思い、新宿のど真ん中で見せたいと思いました。石、木、ロープ、簡単でいつも身の回りにあるものが、どんな感じに見えるのか、楽しみです。

ゲストアーティスト特別展示

GUEST ARTIST

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NEWOLDOLL キセカエマチャン

プロフィール写真

大杉祥子

1990年長崎県出身、東京都在住。大学で版画を学ぶ。その魅力に惹かれ版技法を用いて身近な人物や事柄をモチーフに長崎版画のオマージュや紙遊び、ささいな気になることをアイデアとして制作している。

推薦コメント

前田エマ
彼女の作品はいつも、この星からこぼれ落ちてしまいそうなほど、ものを作ることの嬉しさで溢れています。

審査員

  • LUMINE meets ART PROJECT

    永井秀二
    ビームス創造研究所クリエイティブディレクター、TOKYO CULTUART by BEAMSディレクター。大学卒業後、株式会社ビームス入社「Uniform Circus BEAMS」にてチームオーダー、SPグッズのデザイン、企画開発等を経て、2000年、Tシャツ専門レーベル「BEAMS T」を立ち上げ、バイヤーとしての業務の他、エキシビションの企画、プロデュース等を行う。2008年TOKYOのクリエイションを世界に発信する「TOKYO CULTUART by BEAMS」を設立。店舗の運営、展示のキュレーション他、カルチャー文芸誌「IN THE CITY」のプロデュース、発行を行う。
  • LUMINE meets ART PROJECT

    遠山正道
    株式会社スマイルズ代表取締役社長。1962年東京都生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、85年三菱商事株式会社入社。2000年株式会社スマイルズを設立、代表取締役社長に就任。現在、「Soup Stock Tokyo」のほか、「giraffe」、「PASS THE BATON」「100本のスプーン」を展開。「生活価値の拡充」を企業理念に掲げ、既成概念や業界の枠にとらわれず、現代の新しい生活の在り方を提案している。
  • LUMINE meets ART PROJECT

    小山登美夫
    小山登美夫ギャラリー代表。1996年に江東区佐賀町に小山登美夫ギャラリーを開廊。現在は世代を超えて、菅木志雄や蜷川実花、杉戸洋、三宅信太郎、福井篤、川島秀明などを展示。また、国外アーティストのリチャード・タトルやライアン・マッギンレーなどを日本に紹介する。現在は北参道の小山登美夫ギャラリー、渋谷ヒカリエの8/ ART GALLERYを運営している。10月には六本木に新しいギャラリーをオープン。2008年より明治大学国際日本学部特任准教授。著書に「現代アートビジネス」(アスキー新書)、「その絵、いくら?」(講談社)、「小山登美夫の何もしないプロデュース術」(東洋経済新報社)、「見た、訊いた、買った古美術」(新潮社)、「”お金”から見た現代アート」(講談社)。
  • LUMINE meets ART PROJECT

    尾形真理子
    コピーライター、クリエイティブディレクター。2001年博報堂入社。コピーライター、クリエイティブディレクターとして、TVCFやグラフィックキャンペーンなど、マルチに数多くの広告を手がける。朝日広告賞グランプリ、TCC賞ほか、受賞多数。「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」(幻冬社)で、小説デビュー。歌詞やコラムの執筆も行う。
  • LUMINE meets ART PROJECT

    LUMINE meets ART AWARD
    「アートのある毎日」を広げる次世代のアーティストを発掘し、受賞作品をルミネ館内に飾るアートアワード。ルミネを舞台に、アートと人々の自由な出合いの機会を作ります。