TIMELESS 2018 summer INTERVIEW

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BLACK TROUSERS

福田 麻琴Makoto Fukuda

ー 福田さんにとってタイムレスとはなんですか?

「20代のころ留学していたフランスでは、老若男女問わずみんな、これが好き、嫌い、という意見を持っていました。流行だけでなく、自分らしいものはなにか、というのを大事にしていたように思います。自分を知ること、そしてそれを楽しむことが、わたしにとってタイムレスな価値観です」

ー 自分を知ることとは?

「自分に似合うもの、必要なものはなにか考えることじゃないでしょうか。留学から帰国したとき、トランクに入るだけしかものを持てなかったらなにを残すだろうと、思いきって断捨離したことがあるんです。若いころは、それこそ異性を意識して、特定の誰かのために服を着ていた時期もありました。いろいろな服に挑戦して、失敗をして成功もして……。いまは、無理をして高いヒールをはいたり、窮屈な服を我慢したりせずに、そのときの自分に似合うものを身につけるようにしています。でも、決して保守的になるということではなく、新しいことに挑戦する気持ちは常に持ち続けています!」

ー このパンツについてお聞かせください。

「いまの自分にぴったりなのは、まさにこんな黒いパンツ。なにを合わせてもラフになりすぎないので、 どんなシチュエーションにも対応できる、頼りがいのあるアイテムですね」

ー この夏、おすすめの黒いパンツのコーディネイトを教えてください。

「夏に敬遠されがちなモノトーンコーデも、素材や柄の選び方を意識すれば軽やかな印象に。 このパンツのように揺れる裾が涼しげなワイドパンツは、 ピッチの細めなボーダーカットソーと合わせるのがおすすめです」

Profile

ふくだまこと/スタイリストとして独立後、フランス留学を経て帰国。ベーシックな装いにフレンチシックなエッセンスを取り入れたスタイルが得意とし、『Marisol』、『BAILA』、『LEE』(集英社)やカタログを中心にキッズのスタイリングも手がける。