ルミネ環境推進プロジェクト

活動レポート
2017年度活動報告

小川町との取り組み

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昨年に続き、今年も埼玉県小川町で有機のお米づくりをおこないました。埼玉県小川町下里は全国でも珍しい地区全体で有機農業を営む場所です。
6月、当日は天気にも恵まれchorokoメンバー総勢約60名が参加、農家の方に田植のポイントを伝授いただき丁寧に植えていきました。いつも都心を中心に働き、暮らす私たちにとって、土に触れる気持ちよさや、普段感じることのできない自然に囲まれる空気を感じながらの田植え、足元がおぼつかないながらの作業でしたが、順に苗を植えていきました。
7月、稲刈りに参加した有志のメンバーで草取りに参加しました。刈り取られる草たちも、力強い生命力。稲もすくすくと生長中です。

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10月、雨からのスタートでしたが、午後から雨もやみ田んぼの一部で稲刈りをおこないました。
今年は稲が生長するラストスパートの時期に雨が多く降り、お米の粒が例年より少し小さめでしたが、収穫から約2週間、ルミネのもとにお米が届きました!白米、玄米をそれぞれ希望するスタッフが購入し、新米を味わいました。
お米に限らず、どの食材もスーパーで簡単に手に入りますが、これほど手がかかって作られているということがわかると愛着がわきます。こうして「ものづくり」の川上に触れることで、店頭に並ぶ商品に対してこだわりや説得力や情熱を持つことができる、生産者の想いを伝えていく使命感を覚えました。

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小川町を訪れる中で、お米や野菜、日本酒の作り手の皆さんとも交流が生まれています。小川町で酒造りをおこなう松岡醸造さんを訪ね、酒蔵の見学をさせていただくとともに、小川町の有機米を使った日本酒造りの話をうかがいました。
小川町で有機で野菜を作り始めるため移住された若手農家の方々とも交流し、なぜ有機農業を始められたのか、どのような暮らし方をしているのか、悩みや課題、未来に向けてどのような希望をもっているかなど、自分たちの都心での暮らし方、価値観も振り返りながら話しました。有機農業を選択した農家さんが語る言葉には、都市で暮らす私たちがふだん見過ごしがちな価値観や視点があります。これからを生きる“暮らし方” を共に創るためのひとつのヒントを持ち帰りました。
また、今年から野菜作りにもチャレンジしています。今年は農家さんの有機栽培で大切に育てられた野菜の収穫にも同行し、ニュウマン新宿800ディグリーズのメニューとしてお客さまにご案内しました。chorokoの小川町との活動を通して、有機栽培について、小川町の魅力、新しいライフスタイルの提案を発信していきたいと考えています。

ルミネ各店の取り組み

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<ルミネエスト店>
エシカル初心者のおしゃれ・ファッション好きなお客さまに向けに、トレンドファッションを通じてエシカルについて理解を深めてもらうことを目標に、 エシカルファッションのトレンド化を目指しています。今年度はまず、ルミネで働くショップスタッフ向けにエシカルを学べる機会、エシカルファッションショーを開催しました。Ethical fashion Japan様にご協力いただき、ルミネエスト店のブランドとエシカルファッションのブランドをコーディネートで紹介、スタッフ向けのイベントながらも本格ファッションショーを開催いたしました。ファッションリーダーであるショップスタッフから“エシカル”な活動をお客さまに発信していきたいと考えています。

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<北千住店>
「自然によりそい、少しだけ豊かな暮らしづくり」をテーマに「エシカル×クリエイターズマーケット」を開催しました。
手づくりの小物やアクセサリーなどを作家さんが販売するマーケットの他、地元足立区と協業し、間伐材を利用した木工教室のワークショップや、ルミネ北千住店のショップ主催でフェアトレードの商品に触れるイベントなどを実施しました。ルミネでのイベント開催の他、chorokoとして足立区の環境イベントへも出展し、「ワインコルクで素敵なインテリアづくり」と題し、地域のお客さまにご参加いただきました。不要になったコルクはルミネ北千住の飲食店と近隣の飲食店にご協力をいただきました。

その他にも、エシカルファッションやフェアトレードで生産されたアイテムを販売する催事や、コスメの下取りキャンペーンなどルミネ各店で実施致しました。
今後も「エシカルウィーク」と設定した期間でのイベント(ルミネ各店による)など様々な活動を予定しています。
最新の情報はchorokoホームページや、ルミネ各店・ニュウマンのSNSなどでご案内いたします。

過去のレポート

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