Tachikawaspecial Special edition

vol.2 蔵の花屋 コトハ 店長
浅井祐子さん

浅草橋の花屋から、結婚を機に立川で
念願の店を開いた浅井さん。
遠方からもお客さんがやってくる
「蔵の花屋 コトハ」の魅力を
語っていただきました。

Interview 1お店の見どころは?

花と蔵の風合いが
織りなす
どこか懐かしく
色鮮やかな空間。

樹木の生産卸販売をしている滝島園さんの蔵をお店にしているのですが、改装は必要最小限に留め、ディスプレイ用の引き出し等は元々あった古い道具や先代の家具を使っています。それが個性的な花たちによって彩られ、まるで蔵が息を吹き返したような、懐かしく美しい空間になっています。入口を覗いて感動してくださる方も多いですよ。

Interview 2花を仕入れる際に
気をつけていることは?

普段出会うことが
少ない
個性的な花を
多めに選んでいます。

素敵だなと思ってもらえるように、あまり見かけない形や少しくすんだ色など、個性的な花を多めにセレクトしています。コトハは定期的に来てくださる方も多いので「あの方に合いそう」と仕入れることも。また、滝島園さんのお陰で他では扱っていない枝物も充実しているので、気に入るものに出会えると思います。花屋は「暮らしに季節を提案する仕事」だと思っているので、個性的な花との出会いで暮らしを彩ってもらいたいですね。

Interview 3嬉しかったエピソードは?

「夢はコトハで働くこと」と
子どもたちに言われたこと。

近所の子どもたちがある日言ってくれたんです。小さな頃に近所の花屋に憧れていた私にとって、すごく嬉しい言葉でした。また、買う花を「この子」と呼んで一本一本愛情を込めて選んでくださるお客さまが多いのも、日々の喜びです。これからもお客さまの夢や「今日のこの子」が見つかる場所でありたいですね。

Interview 4力を入れている
取り組みはありますか?

本当に良いと
思ったものと
地域の方とをつなぐ、
マルシェやイベント。

丁寧な暮らしをしたい近隣の方々の役に立つお店でありたいので、花以外にも私が美味しいと思ったジャムやコーヒー、お菓子などをショップに依頼し、出張販売してもらっています。また、道具を永く使いたい方のために、私がよくお願いする刃物研ぎ職人さんに来てもらうことも。“人”を感じるモノや花との出会いや、この場の交流を通して、皆さまの日々の暮らしを素敵に彩るお手伝いができていたら嬉しいですね。

Interview 5これからの立川に期待することは?

誰もが気軽に
クリエイターに
なれる場所。

ここまでやってきた中で感じたのは、立川にはアクティブでセンスのある方が多い反面、「これがやりたい!」と思った時に、気軽にチャレンジできる場所が少ないこと。イラストや音楽、料理など、プロアマ問わず誰もがクリエイティブな一面を持っていると私は思っているので、その方々がラフな気持ちで発表・販売できる場所が点在していたら、立川はもっとワクワクに満ち溢れる街になるんじゃないかなと思います。

profile

蔵の花屋 コトハ 店長
浅井祐子さん

実家は鳥取県にある花の生産農家。結婚を機に立川へ移り住む。都内にて花屋修行の後、2019年9月に「蔵の花屋 コトハ」をオープン。お客さまそれぞれに似合う花の提案やリース作りなどのワークショップ、マルシェの企画など、花を中心に丁寧な暮らし方を提案している。

about

蔵の花屋 コトハ
東京都立川市砂川町3-9-7TEL. 042-537-7009
HP/Instagram