2020.01.22
Report 2/3

2020年の処方箋

ケータリング:カフェパーク

テーマは「片手で食べられる」

お三方によるクロストークに続き、参加者のみなさんとの交流会では、テーマに沿った料理を振る舞いました。山崎さんのリクエストに応え、「片手で食べられる」料理を振る舞った今回は、映画、本、音楽と一緒に片手で楽しめるメニューがそろいました。

1品目は「ケイジャンチキンのトルティーヤラップサンド」。トルリティーヤに包まれたチキンと野菜がとてもジュシー。カブりついたあと、モチっとした生地と口中に広がる旨味のエキスが楽しい料理です。

2品目は「幸せ絆牛のローストビーフ寿司」。酢の味わいとシャリの炊き具合にシャンと背筋が伸びるような芯の強さがある一方で、ローストビーフのほどよい柔らかさに思わず口元がほころびます。噛むほどにネタとシャリが合わさっていき、変化していく美味しさに食の楽しさを改めて感じられました。

3品目は「スモークサーモンとリコッタチーズのタルティーヌ」。サックリ焼きあがったライ麦パンの香ばしさに食欲を刺激されつつ、スモークサーモンとリコッタチーズの濃厚な風味が鼻をくすぐる。さりげなくまぶされていたとびっこのプチプチした食感が噛む楽しさも感じさせてくれたメニューです。

そして、デザートは「苺のミルフィーユ」。甘さ抑えめの生クリームはスイーツ好きもそうでない大人も満足できる塩梅。苺の酸味と相まって、デザートらしい喜びで心を満たすことができたデザートです。

4品とも、映画、本、音楽を邪魔しないメニューでありながら、食べる楽しさも体験できる料理は、ゲスト講師のお三方と参加者のみなさんの交流会に良い花を添えてくれました。クロストークが終わった後も、お三方が方々に分かれて、参加者と談笑する様子が広がる温かい回でした。

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