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アート×サステナブルで特別な体験。ルミネ池袋「Sustainable to Art」

2022.05.13

4月30日(土)から5月5日(木・祝)、ルミネ池袋でサステナブルにアートを掛け合わせたイベント「ルミネ池袋 Sustainable to Art」が開催されました。
アーティストの久保田珠美さんによるライブペインティングのほか、ドリンクを飲みながらリサイクルキャンバスに絵を描くアートバー体験、廃棄予定の花を再利用するフラワーキャンドル作り、使わなくなった服やバッグなどを染める絞り染め体験といったさまざまなワークショップを通して、アートやサステナブルの取り組みを身近に感じられる特別なイベントとなりました。

子供たちと一緒に描いた、特別な1枚

「ルミネ池袋 Sustainable to Art」の初日、4月30日(土)に、ルミネ池袋1Fエントランス前で行われたのは、アーティストの久保田珠美さんによるライブペインティング。役目を終えたカラーコスメを回収し、そこから生まれたクレヨンを使って、お客さまと一緒に1枚の絵を描いていきます。

今回、久保田さんがテーマにしたのは「森羅万象」。ありとあらゆる事象は、すべて自然界のなかで起こっていると感じたことから、このテーマに行き着いたそうです。

「コロナ禍で思ったのは、自然界は全てのことを内包しているということ。人間は最終的に土に還ることができるし、コスメだって画材として再利用すれば、アートとして自然を表現できます。だから、この森羅万象の中で起こる出来事を、植物や動物を描くことで表現できたらと考えました」

完成した作品は、ルミネ池袋8Fレストランフロアで5月18日(水)まで展示される

ライブペインティングがスタートすると、まずアクリルの絵の具で、馬や鳥などの動物、そして植物のフレームを描いた久保田さん。近くで見ていた子どもたちを呼び込み、カラーコスメを再利用して作ったクレヨンで一緒にライブペインティングしていきます。

「塗り絵的な感覚で描きやすいようにと、あえて最初はフレームだけ描きましたが、子供たちからの“早く一緒に描きたい”という強い視線を感じて、想定よりも早く呼び込んでしまいました(笑)。

高校生や大学生くらいの方とは『このクレヨンって、コスメからできているんですね』という会話が生まれたりして、環境のことを考えるよいきっかけになったように思います。私自身、今まで絵を描く際にクレヨンを使うことはありませんでしたが、使ってみると発色も美しいし、コスメならではのラメ感も楽しい。新しい画材に触れられて楽しかったですね。こうして使わなくなったものが別の形に姿を変えて作品になり、幸せを得られるという循環は素敵なことだなぁと感じました」

今回使用したクレヨンは、アイシャドウやチーク、リップなどカラーコスメを回収して作られている

アートとサステナブルを身近に感じられるワークショップも開催

5月3日(火・祝) には、ドリンクを飲みながらリサイクルキャンバスに絵を描く、アートバー体験も開催されました。一度使ったキャンバスを白い絵の具で塗り潰しリユースしたものを使い、アート×サステナブルをテーマに抽象画を描きました。ドリンクを片手に講師たちと語らいながら絵を描き、最後は金箔を配して作品が完成。参加者のみなさんは、夢中になりながらも笑顔で楽しんでいました。

ほかにも、4日(水・祝)には廃棄予定だった花を利用したフラワーキャンドル作り、5日(木・祝)には使わなくなったTシャツやバッグをカラフルに染める絞り染め体験などのワークショップも開催。どのワークショップでも自分だけのオリジナルが作れるのはもちろん、アートやサステナブルの取り組みをいつも以上に身近に感じられる、貴重な体験になった様子でした。

5月2日(月・祝)から16日(月)は、ルミネ池袋2F催事スペースで期間限定ショップ「S.(エスドット)」もお目見え。「今日から気軽に始められるエコ」をコンセプトに、地球と人に優しいライフスタイルグッズを用意しています。

ライブペインティングからワークショップまで、サステナブル×アートをリアルに体験する「ルミネ池袋 Sustainable to Art」。アートを通じて環境や地球の大切さを実感しながら、ショッピングを楽しんでいただけたのではないでしょうか。


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