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2026年1月のエシカーニバルで初登場した「ルミ姉ガチャ」。回収したコスメを使った色材で着色・成形されている

不要コスメを雑貨や家具にアップサイクル。
ルミネから広がる心地よい循環

2026.06.29

まだ使い切っていないコスメが大量に廃棄されている問題を「コスメロス」といいます。ルミネではこれにいち早く着目し、削減に向けた取り組みを行ってきました。2026年7月16日(木)~8月19日(水)にルミネ・ニュウマン各館で開催される「エシカーニバル」では、「COSME Re-Go-Round STORE(コスメ リゴランド ストア)」や分別体験ワークショップといったルミネならではの「体験」を通じ、お客さまと一緒にコスメロス問題を考えていきます。

自分ごと化し、行動変容につなげる

フードロスやファッションロスのように、コスメロスは身近なのにまだあまり知られていない問題のひとつです。ルミネでは、そんなコスメロスへの対策として、これまでさまざまな取り組みを行ってきました。

たとえば、外装に汚れやキズがある商品や、リニューアルに伴い店頭での販売が終了した商品などを特別価格で提供するポップアップストア「COSME Re-Go-Round STORE」や、不要になったコスメの中身と容器を分別して色材やマテリアルに再生し、新しいプロダクトに生まれ変わらせるコスメ回収アップサイクルキャンペーン。また、回収したコスメを使用した色材で着色・成形されたルミ姉のキーホルダーが手に入る「ルミ姉ガチャ」も好評を博しました。

いずれの企画でも重要視したのは、コスメロスについて知ってもらうだけでなく、いかに生活に取り込むきっかけをつくれるかということです。コスメロスを自分ごと化し、お客さま自身の行動変容につながるような機会を提供することが、私たちにできるコスメロス対策だと考えました。

2026年1月に開催した「COSME Re-Go-Round STORE」

コスメを廃棄処分から救う取り組み

2025年夏と、2026年1月にルミネ・ニュウマン13館で開催した「エシカーニバル」で回収した不要コスメの累計は約47,200個。重量にすると約1.0t(容器+中身)にもなりました。またコスメ回収によって廃棄を回避した結果、焼却処分に比べて約0.8tの二酸化炭素排出量を削減でき、削減率は84.7%を達成しています。

3回目となった2026年1月のCOSME Re-Go-Round STOREは、新たにルミネ×Cosme Kitchen×サステナブルコスメアワードの特別編としてルミネ新宿で展開。売り場ではコスメロスについて紹介するパネルを展示したり、廃棄されるはずだったコスメをいくつ救済できたかを可視化したりする仕掛けも行い、課題の認知拡大につなげました。3回の開催でのべ87ブランドが参加し、約5,000個のコスメが廃棄を免れています。

3回目を開催するにあたり、ルミネが意識したのは「コスメロスをどう伝えるか」ということでした。アウトレット商品のような見え方にならないように、かつ、押しつけがましくなくコスメロスについてお伝えするのはとても難しい。そこで今回は「安いコスメを買った」のではなく、「廃棄処分から救い出した」というストーリーをより際立たせることで、その課題をクリアしようと試みました。パートナーになってくれたナチュラル&オーガニックのセレクトショップ Cosme Kitchenは厳しい基準でブランドを選定しており、接客を担当した同店のスタッフもオーガニックコスメやサステナビリティに対する深い知見を持った方ばかり。普段からルミネのお客さまと接していることもあり、より楽しく、より自然にその価値が伝えられたのではないかと感じています。

ルミ姉ガチャに関してもたくさんの反響をいただき、「全種類コンプリートしたい」といったうれしい声も寄せられました。今回つくったルミ姉オリジナルキーホルダーには、前々回までに回収したコスメの一部を使うことで“循環”を感じてもらう狙いがありましたが、実は5種のデザインも過去のルミ姉をリバイバルさせて“循環”しています。ルミ姉ガチャの売上金は、長年国内外で女性支援に取り組む公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパンに寄付しました。

回収コスメを使用して着色した、ルミネ社内の「サステナビリティアワード」の表彰状。光に照らすとラメが反射する

ルミネの公式通販サイト「アイルミネ」では、エシカーニバルプレゼントキャンペーンの一環で、回収したコスメの一部を使った色材で着色したルミ姉オリジナルコースターを作成。また、ルミネ本社の応接室のテーブルには、回収したコスメの容器を粉砕し、デザインマテリアルとして再構築した天板が使われています。

私たちがアップサイクルのプロセスにおいて特に大切にしているのは、パートナー企業との連携です。アップサイクルの過程やアウトプットにも多くの人に関わっていただくことで、社会全体でコスメロスを考える一助になれたらと考えています。

ルミネ本社の応接室のテーブル。回収した不要コスメの容器が天板に使用されている

サステナブルな日常はポジティブな「体験」から

ルミネが行うコスメロス削減に向けた取り組みの特長のひとつに「体験」があります。コスメ回収アップサイクルキャンペーンでは、使用済みアイシャドウなどを容器からかき出し、色ごとに分別していく分別体験ワークショップを開催。リサイクルの工程を体験しながら、お客さまからお預かりしたコスメがその後どうなっていくのかという循環の先まで感じてもらえる企画です。

きっかけは、社員自身が分別作業を体験したこと。ひたすらかき出し、色ごとに分けていく作業が、やってみると意外と楽しく夢中になったため、お客さまにも体験してほしいと考えたのです。反響は予想以上で、集中して数十個のコスメを分別する方や、「楽しかったからまた来ました」と別店舗での開催に足を運んでくださった方も。もともとエシカルへの意識が高い層だけではなく、家族連れやお子さまの参加も多く、楽しい体験として受け入れられていることを実感しました。

2026年7月16日(木)~8月19日(水)にルミネ・ニュウマン各館で開催される次回の「エシカーニバル」でも、分別体験ワークショップを実施する予定です。ほかにも、コスメ回収アップサイクルキャンペーンをはじめ、ルミ姉ガチャや回収コスメを使ったワークショップを実施予定。「コスメってどう捨てたらいいかわからない」と迷われるお客さまに対し、「ルミネに預けてもらえたらいいものになる」「ルミネならゴミにせずにしっかり活用できる」というメッセージを発信していきます。

ニュウマン高輪で行われた分別体験ワークショップの様子

季節の食材を楽しむように、今後は“いまだから出合えるもの”を楽しむ消費に変わっていくのではないかと感じています。だからこそ、サステナビリティを身近な選択として楽しめることが重要。「エシカーニバル」という名前には、まさに“エシカルな消費を楽しむ”という意味が込められています。ルミネを訪れるお客さまに、新しいライフスタイルやお買い物体験を提案するなかで「おもしろそう」「楽しそう」「価値がある」と感じてもらった結果、それがサステナブルだったという状態が日常になっていくことが私たちの理想です。

循環の過程を楽しく知り、いまお持ちのコスメやこれから出合うコスメたちを大切にする気持ちを持っていただけたら、お買い物体験そのものへの意識も変わるはずです。
これからも気持ちよくコスメを楽しんでいただきたいから。私たちルミネは、コスメロスという問題に対し、チャレンジし続けていきます。


>>「ルミネ・ニュウマン エシカーニバル」について詳しくはこちら


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