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見つめよう、感じよう、わたしの街。

2021.04.15

ルミネがある街  vol.02 荻窪

これまでの常識が大きく変わったこの一年。
家で過ごす時間が増えたいまだからこそ、自分が暮らす街を改めて見つめ直し、その自然・伝統・風土を感じてほしい。
ここでは、モデルの小谷実由さんとともにルミネがある街を紹介します。
第二回目は、ルミネ荻窪がある荻窪を訪れました。商店街や閑静な住宅街のなかに、歴史的スポットが数多く残ります。

歴史の一部が共存する街、荻窪。

「荻窪自体はあまり来たことがないのですが、アットホームな雰囲気で地元のような安心感がある街ですね。こういう地域密着型の街にルミネが溶け込んでいるのがすごくいいなと思いました」

「20歳ごろ、両親の影響もあって、洋楽のアートワークや衣装、映画に出てくるインテリアに惹かれるようになりました。そして、そんな古い時代の空気感を体感することのできる喫茶店がわたしの嗜好に。昔から通っている常連さんや、昔のモノがいまも使われていたり大事に残されていたり、そんな空間にいるだけでワクワクするんです」
そんな小谷さんが喫茶店のあるべき姿と称した名曲喫茶ミニヨンは、創業60年のクラシックレコードを楽しむ喫茶店です。

「電話賃を入れる瓶や使えなくなった昔のレジが置いてあったり、レコードがずらりと並んでいたり。お店ができた当時のことを知らないわたしたちにとって、こうして知ることができる、経験することができることはとてもうれしい。ネットや本で調べるだけでは得られない体験こそが大事だと思っています」

続いて訪れたのが西郊ロッヂング(現在は、本館が旅館、増設された新館は賃貸住居)。今回は旅館・西郊へ。戦後に改修されたという館内には、桜の寄木細工の床、戦前からの洋間の余韻として残したマントルピース、船底天井など、いまとなっては貴重な光景が広がります。
「すごい! タイムスリップできる場所ですね。昔のものがよい状態で残されていることにとても惹かれます」

現在のご主人・平間さんの先々代が本郷で下宿業をはじめ、関東大震災を機に現在の地に。「西の郊外 = 西郊、洋間の下宿 = ロッヂング」ということで西郊ロッヂングと名付けられたそう。
「都会にあるのにここだけゆったりとした時間が流れているような。ありきたりですが、古き良き日本を感じられる場所でした。昨今どんどん新しいものに変わっていってしまいますが、こうした歴史の一部として残されたものと共存できたらいいなと改めて感じた一日です」






Spot in OGIKUBO
名曲喫茶ミニヨン
東京都杉並区荻窪4-31-3 2F
昭和36年に荻窪の北口に開店し、その後、現在の南口に移転。クラシックレコード鑑賞が楽しめる喫茶店のかたわら、ギャラリー、コンサートサロンとして場を提供。ピアノのルーツともいわれる鍵盤楽器チェンバロも常設されている。

西郊ロッヂング
東京都杉並区荻窪3-38-9
昭和5年に洋間の下宿として建てられた洋風建築として、国の登録有形文化財に登録されている。現在では、昭和12年に増設された新館はレトロなアパートメントに、本館は「西郊」という旅館として営業している。

※撮影に関しては、新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドラインを最大限に配慮したうえで行っております。


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