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今週末は、おうちで名画座/Vol.4(選者:有坂 塁さん)

2026.02.05

週末に自宅でゆっくり観たい映画を、ルミネのシーズンテーマを切り口に紹介。セレクトするのは、移動映画館「キノ・イグルー」館長の有坂 塁さんです。
今回は「Distorted Couture -偏愛的クラシック」がテーマです。クラシックを少しひねって、自分の「好き」を詰め込む。自分らしく、自由に創造的に楽しむことを追求した女性監督の名作を紹介します。

illustration:佐久間 茜

『マリー・アントワネット』
(2006年/アメリカ/123分)

「ヴェルサイユ宮殿に嫁いだ少女が14歳だった」

という事実が心に引っかかったことで、
マリー・アントワネットを一人の女の子と見立て、
パーソナルな“青春映画”を作り上げたソフィア・コッポラ。

優先すべきは、史実ではなく、自らのクリエイティビティ。
ソフィアの視点を持ってクリエイトした王妃像と、
贅沢三昧の王室ライフが最大の見どころで、
中でもファッションへのこだわりは元デザイナーだけあって群を抜いています。

マカロンカラーを使ったアントワネットの衣装だけでも60着以上あり、
最高級の靴の数々は「マノロ・ブラニク」によるオーダーメイド。

そしてその綺麗なパンプスの中に、
じつは一足だけ、時代にミスマッチな「コンバース」が隠されている。
そんな遊び心も素敵なソフィア・コッポラ、ぜひ覚えてくださいね。


◆この映画もおすすめ!
テーマ:コンバースが登場する映画
・『ライフ・アクアティック』(2004年/アメリカ/118分)
・『花束みたいな恋をした』(2021年/日本/124分)

有坂 塁
中学校の同級生・渡辺順也とともに、2003年に移動映画館「キノ・イグルー」を設立。
東京を拠点に全国のカフェ、パン屋、酒蔵、美術館、無人島などで、世界各国の映画を上映する。
また、映画カウンセリング「あなたのために映画をえらびます」や、インスタグラムを使ったプロジェクト「ねおきシネマ」、著書『18歳までに子どもにみせたい映画100』(KADOKAWA)など、自由な発想で映画の楽しさを伝える。
“映画パンフレット愛好家”としても活動中。どんなときでも、映画の味方です。
https://kinoiglu.com/
https://www.instagram.com/kinoiglu/


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